■さて、4人の司会者が揃うととどうなるか!

~立教大学卒業生徳光和夫・関口宏・みのもんた・古舘伊知郎が100周記念事業に立つ~
Photo ◆11月6日付幹事の五島君からRBC38会秋の例会(11月26日・新橋亭)の確認のメールが来た。翌日11月7日の毎日新聞(朝刊)に左の立大池袋キャンパス100周年の広告がでた。徳光和夫氏(1963年社会学部卒)、関口宏氏(1966年法学部卒)、みのもんた氏(1967年経済学卒)、古舘伊知郎氏(1977年経済学部卒)が11月18日池袋でトークイベントをするという。いずれも立大卒の人気のテレビ司会者である。でも一流の司会者が4人も揃ったらどうなるのだろうか。徳さんは我々の38会メンバーである。司会をリードーするのはだれか。興味深い。
しかし事務局も全国紙毎日新聞朝刊への思い切った広告をしたものだ。

◆徳さんには第7回(2014年)江東シネマフェスティバルのゲストトークで見事な講演をしていただいたことがある。

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2018年11月 5日 (月)

■昭和35年 成瀬巳喜男監督作品『秋立ちぬ』

~信州から母とともに引っ越しして来た少年が過ごした東京のひと夏~

物語 東京オリンピック(昭和39年)前の東京。ある真夏の日に未亡人の茂子(乙羽信子)は、小学六年生になる息子の秀男(大沢健太郎)を連れて、東京築地で八百屋をやっている兄の常吉(藤原釜足)のところへ引っ越しくる。旅館の住み込み女中として働くになった茂子は、秀男とあまり会えなくなる。夏休みで学校がなく、秀男は近所の旅館の娘・順子(一木双葉)と遊ぶようになる。ある日、茂子は、旅館の客の富岡(加東大介)と駆け落ちしてしまう。残された秀男は、母親(藤間紫)が妾であることに悩んでいる順子と、晴海の埋め立て地に海を見に行く。夏休みも終わりに近付いた頃、信州の秀男の祖母がカブト虫を送ってくる。秀男は順子の家に届けに行くが、順子の家は引っ越したあとで、もう誰もいなかった……。

注1「築地公設」 注2「築地・八百屋」 注3「松坂屋・屋上」 注4「乙羽信子・加東大介」
注5「大沢健次郎・一木双葉」 注6「晴海橋に今も残る鉄橋」 注7「東雲・辰巳水門に残る埋め立て壁面」(注6,7は筆者撮影)

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2018年11月 3日 (土)

■18歳で上京し石井獏一の東京オペラ座に入って18年目で主役

~18歳で家出同然で上京し20歳の時、劇団仲間と同棲~

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◆18歳で家出同然で旧制・同志社中学校(現在の同志社高等学校)を中退退学し上京。20歳の時、浅草の劇団仲間と同棲。「愛人」と言っているので結婚はしていなかったのだろうか。彼女は胸を病んでいた。トロンボーン吹きながら看護したという。彼女はそのまま亡くなっている。写真には悦子(えつこ)という女の子を抱えている。母はどうして女の子の名を知っていたのだろうか。悦子さんの生死は分からない。生きていれば私のお姉さんになる。写真は母のアルバムから見つかっている。
◆「トロンボーン」を吹いていたことは父から直接聞いていた。同志社時代やっていたのかも知れない。「コーラス・ボーイでスタート」とは知らなかった。筆者も現在江東区の男性コーラス・パパスコーラスで歌っている。これもなにかの縁かも。
◆彼女が死んでからは、関西新派、ロッパ一座に入所、その後「日活多摩川撮影所」に移っている。
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2018年10月19日 (金)

■中西輝政著「乃木希典ー日本人への警醒ー」

~平成二十一年三月十三日、乃木神社例祭の際、乃木会小堀桂一朗会長より『歴史街道』「乃木希典」を近年の諸作の中で傑出した乃木伝として紹介した。中西輝政氏の快諾を得て、乃木将軍の至誠・大義を活写する歴史書として平成二十二年四月乃木神社宮司高山 亨氏によって上梓された。~
◆父・林寛(はやしひろし)は昭和三十年(1955年)新東宝に入社した。56歳(1959年)の時、『明治大帝と乃木将軍』(1559年)の主演が決定した時次のような記事が週刊誌(週刊明星)に掲載された。
『18歳の時に石井獏の東京オペラ座に入ってから、38年目にめぐってきた。はじめて主役である。クレジット上は脇役扱いだが、明治天皇役の嵐菅寿郎が最小限の出番だったこともあり、事実上出ずッぱりの主役待遇であり、初めての主演映画となった。前年(1958年)の『天皇皇后と日清大戦争』、前々年の『明治天皇と日露大戦争』でも嵐寛寿郎ともども同じ乃木希典を演じている。』乃木大将三部作、父林寛の出世作となった。渡辺邦男監督の乃木起用が輝いていた。

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◆司馬遼太郎は「坂の上の雲」で「乃木愚将軍」として無能な指揮官と評価した。一般人の「軍人乃木」像に対する強い嫌悪感を持っていた。昭和軍人が作った「精神主義」と日露戦争時の旅順攻防戦における乃木の「戦下手」の無能さを強調していた。
最近の研究では明治という時代が乃木という人間を必要でした。「明治の精神」や「日本人のこころ」精髄を見出し、乃木への親愛と愛惜の情を持たれるようになった。乃木を学習院長に任じ、皇孫の教育を託する相手は乃木以外にない、とお考えになったからでしょう。天皇の崩御を悼む中、天皇のあとを追って自宅にて乃木は古式に則って切腹、妻静子と行をともにして自刃した。享年六十四。
◆「明治の武士」乃木希典が貫いた天皇と国家に対する最後の奉仕の姿だった。
戦後、唯一の拠り所であった「経済力」を喪失して茫然自失している現在の日本人に己を虚しくして大義に殉じるという「明治の精神」の輝きを、いま再び思い起こさせるのではないでしょうか。と、中西輝政は「乃木希典ー日本人への警醒ー」で強調している。

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2018年7月 1日 (日)

■是枝監督文化相の『祝意】辞退支持

~是枝監督の「公権力と距離保つ」(毎日新聞6/9)を支持する~

Photo◆カンヌ国際映画祭で「万引き家族」で「パルムドール」を受賞した是枝裕和監督が林芳正文文部科学相の祝意を伝える考え方を示したところ、是枝監督が自身のホームページで「公権力とは潔く距離を保つ」と記して辞退を表明した。

「映画がかつて『国益』や『国策』と一体化し、大きな不幸を招いたか過去の反省に立つならば、公権力とは潔く距離を保つとうのが正しい振る舞いなのではないか」といのは最もだ。

◆ジャーナリズムを忘れない是枝監督に期待する。

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2018年6月29日 (金)

■F組で前回大会優勝のドイツが韓国に【0-2】で敗れて!

20180628mainichi~韓国を攻めあぐねて頭を抱えるドイツの選手たち=ロイター発毎日新聞記事より~

人間は困ったとき頭を抱える姿をするが、皆が一斉に同じ動作はドイツ人らしいだからだろうか。「W杯16強」から消えたドイツ人選手たちの27日の姿である。

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2018年6月24日 (日)

■クラシック歌手が「昭和歌謡万歳」で出演者競う!!

~オペラ歌手森 靖博氏が仲間を集めて『昭和歌謡』を歌う森の仲間達コンサートを観る~

_0◆クラシック歌手九名が揃って昭和の歌謡曲を本気で歌う『昭和歌謡万歳』が6月8日(月)台東区のミレニアムホールで行われた。

◆第6回を迎えた『昭和の歌謡』を構成・編曲のピアニスト金子信(まこと)の軽妙な司会に始まる。全員で並木路子の『リンゴの唄』を歌った後、

◆我がパパス・コーラス師匠・福山出が水原弘の『黒い花びら』を歌い、続けて、浅野美帆子が『なごり雪』、森靖博が吉幾三の『雪国』を熱唱。圧巻だった。

◆三津山和代が『サン・トワ・マミー~ろくでなし』、羽山晃生が『昴ーすばる』、北澤幸が『ボーイ・ハント~バケーション』を歌う。

◆初めて出演する島田道生が『心のこり』、悦田比呂子が『あなた』を歌う。

◆『いつでも夢を』『世界は二人のために』『高校三年生』を会場と出演者が一同となって歌って~休憩~

◆午後は全員出演で『太陽がくれた季節』で登場

◆浅野美帆子が『あのあの鐘を鳴らすのはあなた』、和田アキ子とは違った味わいである。

◆我が師匠、福山 出7分が『関白宣言』を朗々と歌う。プロとはいえあの長い歌詞を覚えるものだ。

◆三津山和代が美空ひばりのヒット曲『真赤な太陽』を歌う。

◆~サザエさん・鉄腕アトム・アタック№1・巨人の星・おしえて・およげ!たいやきくん・魔法使いサリー~TVアニメ・ソングをメドレーで歌う。

◆羽山晃生が『時代』を歌う。

◆悦田比呂子が『異邦人』を歌う。

◆初めて出演の島田道生が『千曲川』を歌う。歌が終わっての五木ひろし顔が受けた。

◆北澤幸の『車屋さん』は美空ひばりもどきを超えた素晴らしい演技で会場を沸かした。

◆主宰森靖博が吉幾三の『雪国』に挑戦。「ど演歌」を超えた響きがあった。

◆最後に羽山晃生が中央に出て『YOUNG MAN(YMCA)』を歌った。先きに亡くなった西城秀樹を追悼にもなった。

◆金子信(まこと)の構成・編曲による軽妙な会話が良かった。


 

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2018年5月22日 (火)

■『大人のみる絵本 生まれはみたけれど』

~ハルキさん小津映画を楽団カラード・モノトーン演奏で再現する~

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◆日時:5月20日(2018) 開演:14:00 主催:公益財団法人いきいき埼玉、埼玉県県民活動総合センター(内宿)

◆本作は1930年代にサラリーマン階級の日常や庶民感情を描いて流行した小市民映画の代表作であり、サイレント期に小津安二郎の評価を決定づけた作品である。第9回キネマ旬報ベスト・テン第1位。1932年6月3日公開.。

◆出演:斎藤達雄(注1)、吉川満子、菅原秀雄、突貫小僧

(注1)1947年に『悪魔の乾杯』(大映京都)で 斎藤達雄と共演した林寛。

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2018年5月14日 (月)

■小津安二郎監督の「生まれてはみたけれど」生演奏付上映会

~活動弁士ハルキさん、小津安二郎監督の「生まれてはみたけれど」を生演奏付きで上映~

_005月20日(日)13:30開場、14:00開演、会場:埼玉県県民活動総合センター(小ホール)

小津安二郎監督の昭和7年(1932年)作品、初めてキネマ旬報ベスト第1位を獲得したサイレント映画の最高傑作!

昭和7年(1932年)作品、『大人の見る絵本 生まれてはみたけれど』を楽団カラード・モノトーンの生演奏付で上映される。

作・編曲、指揮:湯浅ジョウイチ、ギター/フルート:鈴木真紀子/ヴァイオリン:木ノ下亮子

ハルキさんのプロフィール
2005年より無声映画のスタッフとして活動を開始。2011年、活動弁士としてデビュー。各地のホール上映会や映画祭に出演。古典サイレント映画を現代のエンターテイメントとして甦らせるべく、奮闘中!七色の声と歯切れの良い語りが評判。

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■ベランダ・ガーデニングでバラの花が咲いた!!

~5月初旬ツボを持ったバラが咲いた~

▽5月9日(水)に実を持ったバラ

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▽5月14日(月)花を咲かせたバラ

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