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2017年3月10日 (金)

■明治天皇と日露大戦争 スタンダード版を観る

~日本初のシネマスコープ超大作映画、空前の大ヒットとなる~

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◆「シネマヴェーラ」10日上映の『明治天皇と日露大戦争』に親友五島君を誘った。3月5日の香川京子さんのトークショーの混雑を予想して早めに家を出た。午前10時に到着した。まだ誰もきていなかった。一番で階段に座って待った。五島君も早めに来てくれた。初めての会場なので迷ったらしい。入り口階段に二人で並んで座った。若い頃に観たことがあるとのこと。父・稲垣三郎こと林寛(はやし・ひろし)が出演するのでつきあってくれた。かけがいのないありがたい親友である。

◆開場を待ちながらしばらく、お互いの健康について話して合った。お互いに飲んでいる「血液をさらさらにする薬」は「鉄分」を失い「貧血状態」になるという。以前に彼は心臓の治療をしている。私と同じ「カテーテル」治療である。彼は自分の経験から薬害について詳しい。彼は私が「合唱」の練習際、術後の今年の一月、二月の二度に渡り音楽スタジオでの転倒した原因が「貧血」であると説明してくれた。医師は薬害について語らないという。納得した。

◆その間、他の人たちも階段に並び出した。
受付女性が10時30分に入館して間もなく開場した。『明治天皇と日露大戦争』は当時としてはほぼ2時間に近い上映の長い映画である。
渡辺邦男監督に乃木将軍役で父・林寛が起用され、明治天皇の嵐寛寿郎、東郷元帥の田崎潤と共に新聞記事に取り上げられた。翌年の『天皇・皇后と日清戦争』(1958年)、『明治大帝と乃木将軍』(1959年)と三年連続乃木希典役に抜擢された。『天皇三部作』とも言われた。以後、中川信夫監督『東海道四谷怪談』(1959年)や『地獄』(1960年)などに出演するようになった。父にとってもの出世作である。

◆大蔵貢は13歳で活動映画の弁士となり、映画界が無声映画からトーキーへと移行するのを見越して収入を蓄財し、映画館を買収しながら新東宝の社長になった人である。渡辺邦男監督の手腕の下、嵐寛寿郎を前代未聞の明治天皇役に立たせ、「社運をかける」と唱って「日本初のシネマスコープ大型映画」に2億円の制作費を掛けてた。「全国民が一人残らず見せる映画!」と銘打って観客動員数2000万人、封切り館入場料150円の時代に興行収入8億万円、配給収入5億7000万円を得る空前の大ヒットさせた。大蔵貢のそのままワンマン体制を確立させた。

◆ワンマンぶりから新東宝は次第に赤字体制となり、1961年6月に倒産。制作部門の一部は東宝のもとで「国際放映」として存続を図ることとなる。

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