■和と洋が奏でる美しい音の世界~江東区自悠大学卒業記念コンサート
~素晴らしいかった和洋クロスオーバーユニット/玉Yu薇~TAMAYURA~
◇琴(こと)・笙(しょう)の和楽器とビオラ・ヴィブラフォンの西洋楽器演奏の若き四人の乙姫たちが2011年3.11東日本大震災のボランティア演奏がきっかけでユニットとなった「玉Yu薇~TAMAYURA」の演奏を聴いた。本日の江東区自悠大学卒業記念コンサートである。まさにプログラムに記載の通り、「和と洋が奏でる美しい音の世界」であった。雅楽の笙(しょう)とビオラの響きに琴とヴィビラフォンとが加わった四つの和と洋のクロスオーバーの音の世界は新鮮で心を癒してくれた。このユニットのオリジナルな演奏でありながらシルクロードによって西アジアから伝えられたオリエンタル文化が日本で花開いた天平文化の香りがした。こんな素晴らしい和洋の音楽が奏でるられている社会であったなら後藤健二さんたちは命を失うことはなかったのではないだろうか。自然に涙がほほをつたわった。
◇このユニットのリーダーで琴の演奏者・大平光美さんをはじめ、笙(しょう)の豊 明日美さん、ヴィオラの河野 百合名さん、ヴィブラフォンの白井 麻意子さんの四人の演奏技術と感性はそれぞれに磨かれていて、そのクロスオーバーな響きは素晴らしかった。本日の素晴らしい卒業記念コンサートを含めて自悠大学の関係者に感謝したい。楽しい6カ月間ありがとうございました。
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